経済学・経済政策
ミクロ・マクロ・政策
経済学・経済政策は、価格、需要と供給、消費者行動、企業行動、国民所得、金融財政政策など、グラフと因果関係 の理解が問われる科目です。公式の丸暗記ではなく、図の動きや政策の効果を言葉で説明できるかが得点差になります。
この科目の位置づけ
ミクロでは市場メカニズム、マクロでは国民所得や政策効果の骨格を押さえます。定義だけでなく、どの曲線がどう動くか、どの変数がどう変わるか を追えることが重要です。
初めて読むならこの順
ミクロは、家計、企業、個別市場の動きを見る分野です。まず需要と供給から入ります。マクロは、国全体の景気、所得、物価、金利、政策をみる分野です。次に国民所得計算と主要指標を押さえます。- 迷ったら、
ミクロ経済学→マクロ経済学→過去問マッピングの順で読み、索引や付録は後から使います。
学習のポイント
ミクロ
弾力性、消費者行動、費用曲線、市場の失敗 を優先し、曲線の意味を言葉で説明します。
マクロ
国民所得計算、乗数、IS-LM(財市場と貨幣市場をつないで景気をみる枠組み)、AD-AS(総需要と総供給の関係)、国際マクロ を一連の流れで整理します。
解き方
定義だけでなく、どの曲線がどう動くか、どの変数がどう変わるか を追えることが重要です。
この科目で問われること
市場や国民経済の仕組みを理解しているか
ミクロでは市場メカニズム、マクロでは国民所得や政策効果の骨格を押さえます。
グラフや式で因果を追えるか
単なる暗記ではなく、曲線の移動、均衡の変化、政策の伝わり方を追えるかが問われます。
政策や外部環境の変化を説明できるか
税、補助金、財政政策、金融政策、為替変動などが、どの変数をどう動かすかを言語化します。
章マップ
ミクロ経済学
家計、企業、個別市場の動きを題材に、需要と供給、消費者行動、企業行動、市場構造、市場の失敗、ゲーム理論、国際貿易理論を整理します。
マクロ経済学
国全体の所得、物価、金利、政策効果を題材に、国民所得、主要指標、財市場、貨幣市場、IS-LM、AD-AS、国際マクロ、主要理論の系譜を整理します。
学習の優先順位
ミクロ経済学
- 最優先: 需要と供給、価格弾力性、スルツキー分解、費用曲線、独占、外部性
- 次に固める: 市場構造、余剰分析、ゲーム理論、国際貿易理論
- 後半: 寡占や補助線を使う応用問題
マクロ経済学
- 最優先:
GDP(国内総生産)と三面等価、乗数、IS-LM、AD-AS、財政政策と金融政策 - 次に固める: 物価指数、失業率、貨幣需要、フィリップス曲線、国際マクロ
- 後半: 主要経済理論の系譜、理論比較、統計の読み取り
ミクロ経済学で押さえること
ミクロの入口
需要曲線と供給曲線が全体の入口です。- 無差別曲線、予算制約線、限界代替率、費用曲線、限界費用の関係は、図で聞かれやすい典型論点です。
市場構造と市場の失敗までつなぐと、独占、外部性、公共財、情報の非対称性を一貫して理解しやすくなります。
マクロ経済学で押さえること
マクロの入口
国民所得計算と主要経済指標を整理しないと、後半の政策論点を正しく読めません。財市場、貨幣市場、IS-LM、AD-ASと進むと、財政政策と金融政策の効果を一連で理解できます。国際マクロ経済学と主要理論の比較まで整理すると、為替や政策効果の違いを深く説明しやすくなります。
典型的なつまずき
- 自財価格の変化による
曲線上の移動と、外部要因による曲線のシフトを混同する - ミクロの図を見ているのに、式だけで判断してしまう
- 名目と実質、
CPI(消費者物価指数)と GDPデフレーターの違いが曖昧なまま進む - IS-LM を丸暗記して、どちらの曲線が何を表すか説明できない
- 政策効果を
短期と国際経済の文脈で切り替えられない
関連ページ
- 過去問マッピング(経済学・経済政策) — 令和2〜7年度の全問を wiki ノードに対応づけ
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