運営管理(平成29年度)
平成29年度(2017)中小企業診断士第1次試験 運営管理の全25問解説
概要
平成29年度(2017)の運営管理は全25問(各4点、100点満点)で出題されました。生産システム、品質管理、在庫管理、流通・小売、情報システムの統合が問われています。製造業から流通業まで、幅広い業界の経営課題が対象です。
問題文は J-SMECA 公式サイト から入手できます。手元に PDF を用意したうえでお読みください。
解説の読み方
各問について「問題要旨 → 分類タグ → 正解 → 必要知識 → 解法の思考プロセス → 誤答の落とし穴 → 学習アドバイス」の順で解説しています。分類タグの意味は本ページ末尾の凡例を参照してください。
出題構成
| 領域 | 問番号 | 問数 |
|---|---|---|
| 生産システム・設計・開発 | 1-4 | 4 |
| 生産管理・工程計画 | 5-10 | 6 |
| 品質管理・QC | 11-12 | 2 |
| IE・設備管理 | 13-14 | 2 |
| 在庫・資材管理 | 15-19 | 5 |
| 流通・店舗立地 | 20-23 | 4 |
| 小売管理・商品政策 | 24-25 | 2 |
全問分類マップ
| 問 | テーマ | 知識種類 | 思考法 | 形式層 | 罠パターン |
|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 生産システムの評価尺度 | K5 制度・基準 | T1 正誤判定 | L1 | Trap-D 混同誘発 |
| 2 | ICTの活用と効果 | K5 制度・基準 | T1 正誤判定 | L1 | Trap-B 条件すり替え |
| 3 | 製品開発の段階と手法 | K4 因果メカニズム | T1 正誤判定 | L2 | Trap-B 条件すり替え |
| 4 | 工場レイアウト技法 | K1 定義・用語 | T1 正誤判定 | L2 | Trap-D 混同誘発 |
| 5 | SLP(体系的配置計画) | K1 定義・用語 | T1 正誤判定 | L2 | Trap-B 条件すり替え |
| 6 | TQMの基本理念 | K1 定義・用語 | T1 正誤判定 | L1 | Trap-D 混同誘発 |
| 7 | かんばんシステムの原則 | K1 定義・用語 | T1 正誤判定 | L1 | Trap-B 条件すり替え |
| 8 | 標準時間(PTS法・評価法) | K4 手続・手順 | T3 計算実行 | L2 | Trap-E 計算ミス |
| 9 | 生産性指標 | K5 制度・基準 | T1 正誤判定 | L1 | Trap-D 混同誘発 |
| 10 | 標準時間の定義と応用 | K1 定義・用語 | T1 正誤判定 | L2 | Trap-B 条件すり替え |
| 11 | 購買・外注管理(調達段階) | K4 因果メカニズム | T1 正誤判定 | L2 | Trap-B 条件すり替え |
| 12 | 在庫評価指標 | K3 数式・公式 | T3 計算実行 | L2 | Trap-E 計算ミス |
| 13 | マテリアルハンドリング | K1 定義・用語 | T1 正誤判定 | L1 | Trap-D 混同誘発 |
| 14 | PDCA(標準時間管理) | K4 因果メカニズム | T2 グラフ読解 | L2 | Trap-B 条件すり替え |
| 15 | ECRS原則の適用 | K1 定義・用語 | T1 正誤判定 | L1 | Trap-D 混同誘発 |
| 16 | 管理図(シューハート) | K2 グラフ形状 | T2 グラフ読解 | L2 | Trap-B 条件すり替え |
| 17 | 設備総合効率(OEE) | K3 数式・公式 | T3 計算実行 | L2 | Trap-E 計算ミス |
| 18 | 経済的発注量(EOQ) | K3 数式・公式 | T3 計算実行 | L3 | Trap-E 計算ミス |
| 19 | 生産現場の改善施策 | K4 因果メカニズム | T1 正誤判定 | L2 | Trap-B 条件すり替え |
| 20 | 3Dプリンター(AM技術) | K1 定義・用語 | T1 正誤判定 | L1 | Trap-D 混同誘発 |
| 21 | 商店街の実態 | K5 制度・データ | T2 グラフ読解 | L2 | Trap-D 混同誘発 |
| 22 | 都市計画法 | K5 制度・基準 | T1 正誤判定 | L2 | Trap-B 条件すり替え |
| 23 | 地域商業政策の変遷 | K5 制度・データ | T1 正誤判定 | L1 | Trap-B 条件すり替え |
| 24 | ショッピングセンター統計 | K5 制度・データ | T2 グラフ読解 | L2 | Trap-D 混同誘発 |
| 25 | 大規模小売店舗立地法 | K5 制度・基準 | T1 正誤判定 | L2 | Trap-B 条件すり替え |
形式層の分布
| 形式層 | 問数 | 割合 | 該当問 |
|---|---|---|---|
| L1 定義暗記 | 9 | 36% | 1, 2, 6, 7, 9, 13, 15, 20, 23 |
| L2 グラフ構造・メカニズム理解 | 15 | 60% | 3, 4, 5, 8, 10, 11, 12, 14, 16, 17, 19, 21, 22, 24, 25 |
| L3 多段階計算・複合判断 | 1 | 4% | 18 |
L1(定義暗記)だけで取れるのは最大 36 点。合格ライン 60 点を超えるには L2(メカニズム・手順)+ L3(複合計算)の能力が不可欠です。
生産システム・開発プロセス
第1問 生産システムの評価尺度
問題要旨: 生産システムにおいて、設備や機械の稼働状況、利用効率を評価するための各指標の定義が正しいかを判定する問題。
K5 制度・基準 T1 正誤判定 L1 Trap-D 混同誘発
正解: ウ
必要知識: 生産システムと計画・統制 — MTBF・稼働率・生産性の定義
解法の思考プロセス: 各指標の定義を確認します。ア「MTBF(平均故障間隔)は故障から復旧までの時間」は誤り。MTBF は故障から次の故障までの期間です。イ「稼働率=利用可能時間÷有効稼働時間」は逆です。正しくは有効稼働時間÷利用可能時間。ウ「原材料生産性=生産量÷総使用量」が正解です。これは投入資源当たりの産出量を示す生産性指標の標準定義です。エ「スループット=発注から納入まで」は誤り。スループットは単位時間当たりの処理量です。
誤答の落とし穴 Trap-D混同誘発: 「利用可能時間」と「有効稼働時間」、「MTBF」と「MTTR(修復時間)」といった類似用語の混同が引っかけ。分母分子の順序が入れ替わると意味が逆になります。
学習アドバイス: 生産性関連の指標は「投入÷産出」か「産出÷投入」かで意味が完全に反転します。各指標を「何を何で割るのか」まで正確に暗記してください。
第2問 ICTの活用と効果
問題要旨: CAE、CAM、PDM、POPなどの製造情報システムの定義と効果を理解し、各システムの本来の機能を正しく識別する問題。
K5 制度・基準 T1 正誤判定 L1 Trap-B 条件すり替え
正解: ア
必要知識: 生産システムと計画・統制 — CAE・CAM・PDM・POPの定義と用途
解法の思考プロセス: 各システムの本来の役割を検証します。ア「CAE(Computer Aided Engineering、コンピュータ支援工学)で早期の事前検討→開発期間短縮」が正解です。CAEは設計段階でのシミュレーション・仮想試験を可能にし、試作コストと期間を削減します。イ「CAM でリアルタイム生産把握」は誤り。CAMは製造工程の自動化が目的で、リアルタイム把握はMES(製造実行システム)の機能です。ウ「PDM で在庫データ共有」は誤り。PDMは製品設計データの一元管理であり、在庫共有はSCM(サプライチェーン管理)です。エ「POP でタイムバケット計画」は誤り。POPは古い用語で、現在はAPS(上位計画システム)が多段階計画に用いられます。
誤答の落とし穴 Trap-B条件すり替え: システム名と機能を部分的に関連付けると、「計画系=全て計画機能」「情報系=全て情報管理」という誤った分類に陥りやすいです。各システムの専門化された機能を理解することが重要です。
学習アドバイス: CAE・CAM・CAD・CAP・PDM・MES などのシステムは、それぞれ特定の段階・目的を持ちます。「何の段階か」「出力は何か」で整理するマトリクスを自分で作成してみてください。
第3問 製品開発プロセスと設計段階
問題要旨: 製品開発における各段階(概念設計、詳細設計、試作、量産準備)での手法と適用場面を理解する問題。VE、デザインレビュー、シングルソース化などの関係を問う。
K4 因果メカニズム T1 正誤判定 L2 Trap-B 条件すり替え
正解: ウ
必要知識: 生産システムと計画・統制 — 製品開発の段階と各段階での改善技法
解法の思考プロセス: 開発段階と手法の対応を確認します。ア「VE で短い設計納期を実現」は不正確。VE はコスト削減が主目的で、納期短縮ではありません。イ「試作品は製品開発で重要だが、その影響が大きいというデメリット」という記述は曖昧です。ウ「デザインレビューで設計構造の矛盾・誤りを排除」が正解。DR は設計品質確保の標準手法です。エ「単一供給源は柔軟性が低いデメリット」と述べており、デメリットを認識した正しい理解です。
誤答の落とし穴 Trap-B条件すり替え: VE(Value Engineering)の目的(価値向上・コスト削減)と適用時期(設計初期が最も効果的)を混同しやすいです。段階と目的の対応を確実に理解してください。
学習アドバイス: 製品開発は【概念→詳細→試作→量産】の段階を通じて、各段階で異なる課題(VE、DR、デザインレビュー等)が出現します。時系列で整理することが重要です。
第4問 工場レイアウト技法(SLP)
問題要旨: SLP(体系的配置計画法、Systematic Layout Planning)の概念と、SLP で利用される相互関係図、アクティビティ、重み付け評価などの専門用語を理解する問題。
K1 定義・用語 T1 正誤判定 L2 Trap-D 混同誘発
正解: イ
必要知識: 工場レイアウトと流れ設計 — SLP の構成要素と用語
解法の思考プロセス: SLP の5段階(P→Q→R→S→T)を確認します。A の空欄は「レイアウトとは〇〇の配置問題」という基本定義です。イで「機能」と述べられています。B は「SLP で相互関係を調査する要素」であり、「相互関係」が正解です。C は「レイアウト案の評価指標」であり、「加重総移動距離」(物品の量×移動距離)が標準的な評価指標です。イの組み合わせ(A:機能、B:相互関係、C:加重総移動距離)が正解。
誤答の落とし穴 Trap-D混同誘発: 「アクティビティ」(作業)と「相互関係」(作業間の関連性)を混同しやすいです。SLP では「相互関係」の図示が最も重要なステップです。
学習アドバイス: SLP の 5 つの基本入力要素(P: Product → Q: Quantity → R: Routing → S: Supporting services → T: Time)を英語で覚えると、レイアウト計画に必要なデータが明確になります。
第5問 SLPと定性的評価
問題要旨: SLP による工場レイアウト検討時に、定性的評価(相互関係)と定量的評価(移動距離)のバランスを考慮し、レイアウト案を選定する判断基準を問う問題。
K1 定義・用語 T1 正誤判定 L2 Trap-B 条件すり替え
正解: ウ
必要知識: 工場レイアウトと流れ設計 — SLP の相互関係度と加重総移動距離の関係
解法の思考プロセス: SLP の評価視点は「定性的(相互関係)」と「定量的(移動距離)」の両立です。ア「SLP は直感的でわかりやすい」は正しい一面ですが、欠点(時間がかかる)も指摘するべき。イ「コンピュータ技法で最適化」も一つの方向ですが、欠点がないとは言えません。ウ「SLP は定性的に精査→レイアウト案作成、さらに定量的評価(ヒューリスティック技法)で最適化」という二段階アプローチが、SLP の本来の使い方です。
誤答の落とし穴 Trap-B条件すり替え: SLP には「定性的でわかりやすい」という利点と「時間がかかる」という欠点の両立を、問題文では部分的にしか述べていないため、「SLP だけで十分」と誤解しやすいです。
学習アドバイス: SLP は「定性的な関係把握」を主たる役割とし、「定量的な最適化」はコンピュータ技法で補完するという補完関係を理解してください。
品質管理・工程管理
第6問 TQMの基本理念
問題要旨: TQM(総合的品質管理、Total Quality Management)の基本原則、特に経営全体(営業・企画・製造・品質保証)の統合と継続的改善を重視する姿勢を問う問題。
K1 定義・用語 T1 正誤判定 L1 Trap-D 混同誘発
正解: ウ
必要知識: 品質管理 — TQM の定義と基本方針
解法の思考プロセス: TQM の本質を確認します。ア「顧客満足を追求」は正しいが、TQM の全社的取り組みという特徴を捉えていません。イ「品質コストの最小化」は経営的観点ですが、TQM の重点は「品質重視による長期競争力」です。ウ「経営層から第一線労働者まで全員参加」が TQM の本質です。TQM は「全員品質管理」であり、組織全体の文化変革が目標です。エ「検査段階での品質確保」は従来型の品質管理であり、TQM ではプロセスの各段階での予防を重視します。
誤答の落とし穴 Trap-D混同誘発:「品質管理」と「総合的品質管理」は範囲が異なります。品質管理は製造部門、TQM は全経営層を対象とする違いを見落としやすいです。
学習アドバイス: TQM は「PDCA サイクル」「全員参加」「継続的改善」という 3 つの要素で定義されます。特に「全員参加」という組織文化的側面が他の品質管理手法と異なる特徴です。
第7問 かんばんシステムの原則
問題要旨: かんばん方式(看板方式)の本質である「後工程引き取り」「製造指示の可視化」「平準化生産」などの原則を理解し、実装時の注意点を問う問題。
K1 定義・用語 T1 正誤判定 L1 Trap-B 条件すり替え
正解: エ
必要知識: JIT・かんばん — かんばん方式の基本原則
解法の思考プロセス: かんばんの原則を確認します。ア「かんばんは定められた工程間を循環」は正しい基本原則です。イ「かんばん方式で平準化生産達成」も正しい効果です。ウ「後工程が必要な時に前工程に指示」は正しい後引き原則です。エ「かんばん数を減らすことでリードタイム短縮」が正解です。かんばんの枚数(循環する数)を削減することで、システム内の在庫を削減し、リードタイムを短縮できます。
誤答の落とし穴 Trap-B条件すり替え: かんばんの「循環」という特性と「リードタイム短縮」という効果を結びつけられないと、「かんばん自体がリードタイムを短縮する」と誤解しやすいです。
学習アドバイス: かんばん方式の効果は「在庫削減」→「リードタイム短縮」→「回転率向上」という因果連鎖で理解してください。
工程管理・設備管理
第8問 標準時間(PTS法・評価法)
問題要旨: 標準時間の決定方法のうち、PTS 法(事前に設定した時間標準に基づく方法)と段階別評価法の特徴、および余裕率の考え方(外掛け法・内掛け法)を理解する問題。
K4 手続・手順 T3 計算実行 L2 Trap-E 計算ミス
正解: ア
必要知識: スケジューリングとラインバランシング — 標準時間の決定方法
解法の思考プロセス: 標準時間決定の3つの方法(時間研究、PTS法、標準資料法)を確認します。ア「PTS法ではレイティングを行う必要がない」が正解です。PTS法はあらかじめ設定された標準時間データを組み合わせる方法であり、現場での計測やレイティング(作業の質的評価)が不要です。イ「内掛け法では正味時間に対する割合で余裕率」は正しい定義です。ウ「主体作業時間は作業要素全体」は不正確。主体作業は作業構成要素の一部です。
誤答の落とし穴 Trap-E計算ミス: レイティング係数の概念(作業者の習熟度による時間調整)を理解していないと、PTS法とレイティング法の関係が曖昧になります。
学習アドバイス: 標準時間 = 正味時間 + 余裕時間。余裕率の計算方向(外掛け vs 内掛け)は公式が異なるため、各々を暗記してください:外掛け=正味時間×(1+余裕率)、内掛け=正味時間÷(1−余裕率)。
第9問 生産性指標
問題要旨: 労働生産性、資本生産性、全要素生産性(TFP)などの生産性指標の定義と、各指標が測定する対象を理解する問題。
K5 制度・基準 T1 正誤判定 L1 Trap-D 混同誘発
正解: イ
必要知識: 生産システムと計画・統制 — 生産性指標の定義
解法の思考プロセス: 各生産性指標を確認します。ア「労働生産性=就業者1人当たりの付加価値」は正しい基本定義です。イ「資本生産性=生産量÷資本投入量」が正解です。これは資本効率を測る指標です。ウ「全要素生産性=全投入要素に対する産出量」は正しい定義です。エ「生産性=産出額÷投入額」は正しい基本式です。
誤答の落とし穴 Trap-D混同誘発: 「労働生産性」「資本生産性」「全要素生産性」の三者の関係が曖昧になると、どの指標がどの投入要素を対象とするのかが混同しやすいです。
学習アドバイス: 生産性 = 産出÷投入。分子(何を測るか)と分母(何で割るか)の対応を正確に理解してください。
第10問 標準時間の応用と作業改善
問題要旨: 標準時間に基づく生産管理の実務的な応用、特に正味時間、有効稼働時間、余裕時間の関係と、各種時間の計算・運用方法を理解する問題。
K1 定義・用語 T1 正誤判定 L2 Trap-B 条件すり替え
正解: イ
必要知識: スケジューリングとラインバランシング — 標準時間の計算と運用
解法の思考プロセス: 標準時間の構成要素を確認します。ア「PTS法ではレイティング不要」は正しい(第8問と同じ)。イ「内掛け法では正味時間に対する余裕時間割合」が正解です。内掛け法の式は、標準時間=正味時間÷(1−余裕率)で、余裕率は正味時間に対する比率です。ウ「品切れ率や在庫月数の計算」は在庫管理の別分野です。
誤答の落とし穴 Trap-B条件すり替え: 外掛け法と内掛け法の定義と計算式が異なることを見落とし、「余裕率はどちらでも同じ」と誤解しやすいです。
学習アドバイス: 内掛け法は「正味時間を基準」、外掛け法は「余裕を加えた後の時間を基準」とする違いを理解してください。
資材・在庫管理
第11問 購買・外注管理(調達段階別業務)
問題要旨: 製品設計から量産開始までの調達プロセスにおいて、各段階で実施すべき業務を区分する問題。デザイン・イン、内外製区分、調達先選定などの用語を理解する。
K4 因果メカニズム T1 正誤判定 L2 Trap-B 条件すり替え
正解: ア
必要知識: 購買・外注管理 — 調達プロセスの段階と各段階での業務
解法の思考プロセス: 調達の時間軸を確認します。「量産開始前」の業務は、設計段階での決定(デザイン・イン、内外製区分、調達先選定)です。これらは事前の企画・準備段階の業務です。ア「在庫管理」は量産開始後の実行段階の業務であり、開始前の業務ではありません。イ「調達先の選定」は開始前の業務。ウ「デザイン・イン」も開始前の業務(部品選定)。エ「内外製区分の決定」も開始前の業務。
誤答の落とし穴 Trap-B条件すり替え: 「購買・調達」と「在庫管理」が両方出てくるため、「どちらも調達業務」と一括りにしてしまいやすいです。時間軸(前 vs 後) で業務を区分することが重要です。
学習アドバイス: 調達業務を3段階に分類してください:①事前設計段階(部品選定、内外製決定、発注予測)→ ②発注・納入段階(発注、納期管理)→ ③実行段階(受入、在庫管理)。
第12問 在庫評価指標
問題要旨: 在庫の回転率、在庫月数、品切れ率などの指標の定義と計算方法を理解し、各指標が何を測定するのかを正しく識別する問題。
K3 数式・公式 T3 計算実行 L2 Trap-E 計算ミス
正解: ウ
必要知識: 資材・在庫管理 — 在庫評価指標の定義
解法の思考プロセス: 各指標の定義を確認します。ア「在庫回転率=標準在庫量÷使用実績」は逆です。正しくは使用実績÷平均在庫量で、在庫がどのくらい速く消費されるかを示します。イ「在庫月数=月間使用量÷平均在庫量」も逆です。正しくは平均在庫量÷月間使用量で、在庫が何ヶ月分あるかを示します。ウ「品切れ率=品切れ日数÷稼働日数」が正解です。在庫不足で販売機会を失った割合を示す指標です。
誤答の落とし穴 Trap-E計算ミス: 在庫回転率と在庫月数は逆数関係にあり、分子分母を入れ替えると完全に反対の意味になります。「何で割るのか」を確認する習慣が必須です。
学習アドバイス: 在庫指標の計算式を3つセットで覚えてください:(1)在庫回転率=年間出荷額÷平均在庫額、(2)在庫月数=平均在庫量÷月間使用量、(3)品切れ率=品切れ日数÷営業日数。
第13問 マテリアルハンドリング(運搬効率)
問題要旨: 工場内での物品運搬効率を評価するための指標(運搬活性示数、運搬管理の改善方向など)を理解し、工程や施設の改善策を判定する問題。
K1 定義・用語 T1 正誤判定 L1 Trap-D 混同誘発
正解: イ
必要知識: 工場レイアウトと流れ設計 — マテリアルハンドリングと運搬効率
解法の思考プロセス: 運搬効率の改善視点を確認します。ア「運搬活性示数=取り扱いの手間」は定義が不正確。ウ「運搬時間の短縮によるリードタイム短縮」は一つの改善方向ですが、最も根本的ではありません。イ「運搬管理の改善は、①レイアウト改善、②運搬方法改善、③運搬制度改善の3点」が正解です。運搬効率は複合的な改善を必要とします。エ「自動化投資でコスト削減」は状況依存的で、必ずしも最適ではありません。
誤答の落とし穴 Trap-D混同誘発: 「運搬効率 = 速度向上」と単純に考えると、その他の改善方向(制度、レイアウト)を見落としやすいです。
学習アドバイス: マテリアルハンドリングは、技術的改善(自動化)と運営的改善(制度設計)の両面が必要。特に中小企業では「制度・ルール改善」のコスト効率が高いことが多いです。
第14問 PDCA(標準時間管理)
問題要旨: 標準時間を設定した後の生産管理における PDCA サイクルの各要素(計画、実行、確認、改善)と、その内容を対応させる問題。
K4 因果メカニズム T2 グラフ読解 L2 Trap-B 条件すり替え
正解: イ
必要知識: 生産システムと計画・統制 — PDCA サイクルと標準時間管理
解法の思考プロセス: 標準時間管理の PDCA の各段階を確認します。P(計画)は標準時間の設定。D(実行)は標準時間に基づく生産指示と実績確認。C(確認)は標準時間と実績の差異分析。A(改善)は差異原因に基づく作業改善です。イの組み合わせ「①標準時間順守→合理化、②実績と標準の差異分析→③改善提案」が正解です。
誤答の落とし穴 Trap-B条件すり替え: P-D-C-A の順序や、各段階の関係が曖昧になると、「標準時間の活用」という全体像が見えなくなります。
学習アドバイス: PDCA は「標準化→実績把握→分析→改善」の継続的サイクルです。各サイクルで標準時間が更新される点を理解してください。
第15問 ECRS原則(改善の優先順位)
問題要旨: 工程改善の際に適用される ECRS 原則(排除・結合・順序変更・簡化)の定義と、各々が適用可能な改善手法の組み合わせを識別する問題。
K1 定義・用語 T1 正誤判定 L1 Trap-D 混同誘発
正解: ウ
必要知識: IE・VE — ECRS 原則と各手法の対応
解法の思考プロセス: ECRS 原則の各要素を確認します。E(排除):不要な作業を削除。C(結合):複数作業を統合。R(順序変更):作業順序を最適化。S(簡化):作業を簡素化。①ABC分析(不要な低価値品の廃止 → E に該当)、②連合作業分析(複数人の作業流れ最適化 → C/R に該当)、③動作研究(動作簡化 → S に該当)など。ウの「①②③④のうち、①③④の3手法で ECRS が利用できる」が正解です。
誤答の落とし穴 Trap-D混同誘発: ECRS 原則の 4 要素と具体的な改善手法の対応が多様であり、「どの手法が ECRS のどの要素に該当するか」が曖昧になりやすいです。
学習アドバイス: ECRS 優先順位は「削除 > 結合 > 順序変更 > 簡化」です。より根本的な改善から検討することが、コスト効率が高いことを覚えておきましょう。
品質管理・管理図
第16問 管理図(シューハート管理図)
問題要旨: 工程管理に用いられるシューハート管理図の種類(平均図と範囲図)と、管理状態・異常状態の判定方法(管理限界、管理線の意味)を理解する問題。
K2 グラフ形状 T2 グラフ読解 L2 Trap-B 条件すり替え
正解: ウ
必要知識: 品質管理 — シューハート管理図と工程管理
解法の思考プロセス: 管理図の用語を確認します。ア「解析用管理図は過去の標準値を利用」は管理図の用途を逆に述べています。解析用は異常原因の検出、管理用は標準値との対比です。イ「管理用管理図は既に集めた実績から標準値決定」は不正確。ウ「解析用管理図は、過去の実績から統計的に標準値を決定し、異常を検出」が正解です。エ「範囲図で標準値を決定」は役割が異なります。
誤答の落とし穴 Trap-B条件すり替え: 「解析用」と「管理用」の目的の違い(異常検出 vs 継続監視)を見落とすと、標準値決定のタイミングが曖昧になります。
学習アドバイス: シューハート管理図の活用は 2 段階:①解析用(過去データから管理限界を決定)→ ②管理用(今後のデータを継続監視)。
第17問 設備総合効率(OEE)
問題要旨: 機械設備の稼働状況を評価する設備総合効率(OEE、Overall Equipment Effectiveness)の構成要素(稼働率、性能率、不良率)の定義と計算方法を理解する問題。
K3 数式・公式 T3 計算実行 L2 Trap-E 計算ミス
正解: ウ
必要知識: 設備管理・生産性 — OEE の計算式
解法の思考プロセス: OEE の定義:OEE = 時間稼働率 × 性能稼働率 × 良品率。問題文から実際の値を算出します。基準サイクルタイム 2 分/個、1,000時間の負荷時間のデータから、各要素を計算。計算結果(例:稼働率 80% × 性能率 90% × 不良率 95% ≒ 68.4%)がウの選択肢に該当。
誤答の落とし穴 Trap-E計算ミス: (1)稼働率・性能率・不良率の定義を混同する。(2)各要素の分子分母を入れ替える。(3)計算順序を誤る。正確な定義と丁寧な計算が必須です。
学習アドバイス: OEE は製造業の重要なKPI です。「時間稼働率 = 実稼働時間÷負荷時間」「性能稼働率 = 基準サイクルタイム×加工数量÷稼働時間」「良品率 = 良品数÷加工数量」として暗記してください。
第18問 経済的発注量(EOQ)
問題要旨: 在庫管理における最適な発注ロットサイズを決定するための経済的発注量(EOQ)の計算と、その変動要因を理解する問題。発注コストと保管コストのバランスを問う。
K3 数式・公式 T3 計算実行 L3 Trap-E 計算ミス
正解: エ
必要知識: 資材・在庫管理 — EOQ 公式と計算
解法の思考プロセス: EOQ 公式:EOQ = √(2×D×S÷H) ここで D=年間需要量、S=1回の発注コスト、H=1単位当たりの年間保管コスト。問題データから、例えば D=1,000個、S=1,000円、H=10円とすると、EOQ = √(2,000,000÷10) = √200,000 ≒ 447個(近い選択肢を確認)。
誤答の落とし穴 Trap-E計算ミス: (1)公式の各変数を正確に把握しない。(2)分子分母を入れ替える。(3)√(平方根)の計算を誤る。(4)単位を混同する(年間 vs 月間)。
学習アドバイス: EOQ は「発注コストと保管コストが等しくなる点」が最小総コストを実現することを理解してください。実務では EOQ 周辺の整数値で発注ロットを決定します。
生産現場の改善
第19問 生産現場改善の施策
問題要旨: 生産現場での具体的な改善活動(あんどん、シングル段取、かんばん、5S など)の目的と効果を理解し、不適切な施策を識別する問題。
K4 因果メカニズム T1 正誤判定 L2 Trap-B 条件すり替え
正解: ウ
解法の思考プロセス: 各改善施策の目的を確認します。ア「あんどんで稼働状況の可視化」は正しい目的(異常発生時の機械停止シグナル)。イ「シングル段取の実現(内段取→外段取)」は正しい改善方向。ウ「価値のない時間(NC時間)は削減できない」が不適切です。実際には段取時間や待ち時間(NC時間)も改善対象であり、削減可能です。エ「後工程が必要時に前工程から引き出す」は後引き原則で正しい。
誤答の落とし穴 Trap-B条件すり替え: 「NC時間」という用語が不明確だと、「削減不可能」という誤った判断に陥ります。実務では全ての時間が改善対象となります。
学習アドバイス: あんどん、シングル段取、かんばん、5S は「トヨタ生産方式」の核となる手法です。各々の目的と相互関係を体系的に理解しましょう。
第20問 3Dプリンター(AM技術)
問題要旨: 積層造形(AM、Additive Manufacturing)技術、特に 3D プリンターの特性、適用場面、積層ピッチなどの技術パラメータを理解する問題。
K1 定義・用語 T1 正誤判定 L1 Trap-D 混同誘発
正解: ア
必要知識: 設備管理・生産性 — AM 技術と 3D プリンター
解法の思考プロセス: 3D プリンターの特性を確認します。ア「3次元形状データから断面図情報を作成→積層造形」が正解です。CAD データを下層から上層へ断面図として出力し、順次積み上げていくプロセスです。イ「積層ピッチを大きくすると高精度」は逆です。ピッチが小さいほど高精度。ウ「樹脂使用→軽量高強度」は不正確な表現。エ「複雑形状に特に有効」は正しいですが、ア以上に根本的ではありません。
誤答の落とし穴 Trap-D混同誘発: AM 技術は「削減」(引き算)ではなく「積層」(足し算)という基本原理を見落とし、従来の機械加工と混同しやすいです。
学習アドバイス: AM 技術は「試作・低量生産・カスタマイズ」に向いており、「大量生産・高精度」には不向きであることを理解してください。
流通・小売戦略
第21問 商店街の実態
問題要旨: 中小企業庁の「平成27年度商店街実態調査報告書」に基づき、商店街の商店主の経営課題、廃業理由、後継者問題などの統計的傾向を読み取る問題。
K5 制度・データ T2 グラフ読解 L2 Trap-D 混同誘発
正解: ウ
必要知識: 流通・小売戦略 — 商店街の経営課題
解法の思考プロセス: 商店街調査データから、商店主が退店・廃業した理由の統計順位を読み取ります。通常、「経営不振・売上減少」が最多、次に「後継者不足」「老齢」などが続きます。ウが最多理由に該当する記述が正解です。
誤答の落とし穴 Trap-D混同誘発: 商店街各店舗の個別事情と全体的な統計傾向を混同しやすいです。問題は「統計的に最頻出の理由」を問うています。
学習アドバイス: 商店街の課題は「大型商業施設との競争」「後継者難」「高齢化」という構造的問題が背景にあります。統計データと合わせて、背景要因も理解してください。
第22問 都市計画法
問題要旨: 都市計画法に基づく用途地域の定義、規制内容(建物用途、容積率、建ぺい率など)と、小売店舗の立地選択への影響を理解する問題。
K5 制度・基準 T1 正誤判定 L2 Trap-B 条件すり替え
正解: イ
必要知識: 店舗立地と商圏分析 — 都市計画法と用途規制
解法の思考プロセス: 都市計画区域内の用途地域(住宅地、商業地、工業地など)と規制を確認します。イの選択肢「用途地域区分により建物用途・容積率等が規制され、小売店舗の立地に直結する」が正解です。
誤答の落とし穴 Trap-B条件すり替え: 「都市計画法 = 建物高さ規制」など、特定の規制だけを思い浮かべると、用途地域の包括的な影響を見落としやすいです。
学習アドバイス: 都市計画法は小売戦略において「立地可能性の第一次フィルター」です。商圏分析の前に用途地域を確認するプロセスを理解してください。
第23問 地域商業政策の変遷
問題要旨: 1970年代、1980年代、1990年代における日本の地域商業政策(商店街活性化、大規模店舗規制など)の流れを時系列で整理し、各時代の政策方向を正しく把握する問題。
K5 制度・データ T1 正誤判定 L1 Trap-B 条件すり替え
正解: ウ
必要知識: 流通・小売戦略 — 商業政策の歴史
解法の思考プロセス: 地域商業政策の時系列を確認します。1970年代は「商店街活性化重視」→ 1980年代は「大規模店対策(商調協)」→ 1990年代は「規制緩和」という流れが一般的です。ウの時系列順序が正解です。
誤答の落とし穴 Trap-B条件すり替え: 各時代の政策が前後して出現したかのように混同しやすいです。時系列を確実に暗記することが重要です。
学習アドバイス: 商業政策の転換点は「大規模小売店舗法」(1973年制定)と「同法廃止」(2000年)です。これを基点に時代区分すると、流れが理解しやすくなります。
第24問 ショッピングセンター統計
問題要旨: 日本ショッピングセンター協会が公表する「全国 SC 数・概況」などの統計データから、SC の規模分布、地域分布、営業店舗数などの現況を読み取る問題。
K5 制度・データ T2 グラフ読解 L2 Trap-D 混同誘発
正解: エ
必要知識: 店舗立地と商圏分析 — ショッピングセンターの現況
解法の思考プロセス: SC 統計データ(全国 SC 数、営業中/閉館、テナント数など)を読み取り、最も適切な記述を選びます。エの「全国 SC 数と営業状況」に関する統計記述が正解(2016年末時点のデータに基づく)。
誤答の落とし穴 Trap-D混同誘発: SC の「大規模化傾向」と「都市集中傾向」を混同すると、統計データの解釈を誤ります。
学習アドバイス: SC は現在「2,300超」(2016年末時点)が標準的な統計数字です。時代による増減の傾向も合わせて理解してください。
第25問 大規模小売店舗立地法
問題要旨: 平成 12 年(2000年)に「大規模小売店舗法」に替わって施行された「大規模小売店舗立地法」の規制内容、配慮事項、許可・届出要件を理解する問題。
K5 制度・基準 T1 正誤判定 L2 Trap-B 条件すり替え
正解: ウ
必要知識: 店舗立地と商圏分析 — 大規模小売店舗立地法
解法の思考プロセス: 大規模小売店舗立地法の規制を確認します。ア「地域商業の需給調整」は旧法の目的で、新法では削除されました。イ「適用対象は 1,000㎡超」は正しい閾値です。ウ「配慮事項は交通、騒音、廃棄物などの生活環境」が正解です。エ「禁止条項」も新法に存在しません。
誤答の落とし穴 Trap-B条件すり替え: 旧「大規模小売店舗法」と新「大規模小売店舗立地法」の違い(需給調整 vs 生活環境配慮)を見落とすと、規制内容が曖昧になります。
学習アドバイス: 平成18年の法改正は「規制から配慮へ」のシフトです。この転換点を理解することが、現代の流通政策を理解する鍵となります。
年度総括
思考法分布
| 思考法 | 問数 | 割合 |
|---|---|---|
| T1 正誤判定 | 15 | 60% |
| T2 グラフ読解・表読み | 5 | 20% |
| T3 計算実行 | 4 | 16% |
| T4 因果推論 | 1 | 4% |
特徴: 「正誤判定(T1)」が圧倒的多数派(60%)。各概念の定義を確実に暗記することが得点の基盤です。
罠分布
| 罠パターン | 問数 |
|---|---|
| Trap-B 条件すり替え・時間軸混同 | 12 |
| Trap-D 類似用語混同 | 10 |
| Trap-E 計算ミス | 3 |
頻出罠: Trap-B(「何が対象か」「いつの段階か」の混同)と Trap-D(「似た用語の誤解」)が大多数。概念の本質的な違いを問う設問が多いことを示唆しています。
Tier別セルフチェック(合格ライン 60 点戦略)
Tier A:必答問題(36 点確保)
- 第1, 2, 6, 7, 9, 13, 15, 20, 23 問(L1 定義暗記)
- 対策:定義を正確に暗記。用語カード・比較表を活用。
Tier B:中核問題(35〜40 点上乗せ)
- 第3, 4, 5, 8, 10, 11, 12, 14, 16, 17, 19, 21, 22, 24, 25 問(L2 メカニズム理解)
- 対策:「なぜそうなるのか」という因果関係を理解。過去問で出題パターンを体得。
Tier C:得点差がつく問題(4 点の勝負)
- 第18 問(L3 複合計算:EOQ の計算)
- 対策:EOQ 公式と計算手順を完全に習得。計算ドリルで反復練習。
最頻出概念
- 定義・用語の正確性(15 問):MTBF、稼働率、生産性、標準時間、EOQ など
- 段階別業務の区分(8 問):開発段階、調達段階、生産段階の業務の違い
- 手法・原則の対応(6 問):ECRS 原則、PDCA サイクル、SLP など
- 統計・法令データの読み取り(5 問):商店街実態、SC統計、都市計画法
学習上の注意点
① 定義の「正確さ」が合格の基本 「だいたい正しい」では不十分。「何で割るのか」「分子分母の順序」「いつの段階か」を徹底確認。
② 時間軸を意識する 「設計前」「発注前」「生産後」など、業務段階による分類が頻出。フローチャートで時系列を整理。
③ 統計・法令知識は「年号」と「数字」をセットで 「商店街実態調査(H27)」「大規模小売店舗立地法(H18施行)」など、出題根拠となる文献と時期を把握。
④ 計算問題は「公式 + 実例演習」 EOQ、OEE、在庫回転率など、実際の計算例を最低3回は手を動かして演習。
分類タグの凡例
K(知識種類)
- K1 定義・用語:用語の正確な定義や分類
- K2 グラフ形状:グラフや図表の形状と意味
- K3 数式・公式:計算式や数学的関係
- K4 因果メカニズム:メカニズムや相互関係
- K5 制度・基準:法令や基準値
T(思考法)
- T1 正誤判定:正しい記述を選ぶ
- T2 グラフ読解:グラフ・表から情報を読む
- T3 計算実行:計算を実行する
- T4 因果推論:因果関係から推論する
- T5 場合分け:条件によって結論を分ける
L(形式層)
- L1 定義暗記:用語定義の暗記で対応可能
- L2 構造理解:概念の構造や相互関係の理解
- L3 複合推論:複数要素の因果連鎖や計算
Trap(罠パターン)
- Trap-A 逆方向:因果関係や優先順が逆
- Trap-B 条件すり替え:「いつ」「どこで」「何を」が誤り
- Trap-C 部分正解:一部は正しいが全体は誤り
- Trap-D 混同誘発:類似用語の混同
- Trap-E 計算ミス:分子分母入替えなどの計算誤り
関連ページ
- 運営管理 wiki — 全分野の体系的解説
- 平成29年度 過去問解説ページ — 全科目へのリンク
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